彩雲国物語って本当に面白い!
今まで読んでなかった外伝を購入して読んでいます。
今、「隣の百合は白」を呼んでいるのですが、絳攸の過去について、へぇ~って思うことがあったので
忘れないようにまとめておこうと思います。
李絳攸の過去・生立ち
李絳攸が紅黎深に拾われた理由がひどい
絳攸と黎深は、国試受験のために貴陽に出てきたときに出会いました。
その頃はコウという名前でした。
幼く身寄りのないコウは、黎深にいきなり拾われて、脅され、体調を崩していた百合の看病をさせられていましたのです。
黎深がこんな事をしたかというと、
その原因は邵可。
邵可が清苑公子(静蘭)を拾って育てているのをマネして、
こどもを育てる苦労を共有したいと思ったからなのです。
それを正直に幼いコウ本人に伝えるところもひどいです。
さすが。
絳攸は吏部侍郎となった頃にもそのことを気にしていて、
酔った勢いで静蘭に当たっていましたよね。
しかも、拾ってきたのにその後すぐに国試のため宿舎に行ってしまい
コウをほったらかしにしたのもひどい…。
犬やネコじゃないんだからさぁ…。
李絳攸は紅黎深と百合姫のことが大好き
コウ(絳攸)は拾ってくれた黎深、優しく面倒を見てくれた百合の事が大好きです。
このころ、黎深は百合にたいして特別な感情はありませんでした。
そして、百合の方は黎深を性格の悪い厄介なご主人様としか思っていません。
なので、コウの前でも黎深の評価は厳しく言っていました。
なのにコウはそれを照れ隠しだと勘違いして、二人をくっつけようと頑張ったことも。
黎深が国試の宿舎に入ったときに、
百合の手料理を黎深にさしれするように仕向けたり、
二人で会えるように気を使ったり気を使ったりします。
宿舎に入った黎深を浮気していると勘違いしたこと、
黎深が百合を逃したら後がないと思ったことでそうしたんですが。
それほど、黎深と百合が大好きなんですね。
李絳攸が方向音痴・すぐ迷子になる原因
これは初めて知りました。
百合はコウに黎深のそばにいてほしかったため、
コウが逃げられないようにした事が原因でした。
その方法は、コウが逃げようとして家のなかを移動すると、
逃げてきた道においてあった調度品や家具などを移動させて、
どこを走ってきたかわからないようにしていたからです。
この時の事があったので、絳攸は方向感覚がおかしくなったんだそう。
かわいそうですね。
絳攸は先天性の方向音痴ではなかったのですね。
関連記事:
まとめ
黎深に拾われたのは知っていたけど、育てたのが百合でなかったら一体どうなっていたのか…
でも、そんなまともな百合によって、方向音痴になってしまったのはちょっと驚きでした。
コメント