【彩雲国物語 感想・考察 1期 18話】

あらすじ

秀麗の国試不正に関する真偽を明らかにするために査問会が開かれることになり、秀麗は朝廷へ向かうが、何者かの邪魔がはいる。

そのころ、王宮の朝議では、黎深を捕縛の件と秀麗たちがまとめたとある部署の不正についての追求が始まった。

印象に残ったシーンと感想

蔡尚書は人でなし

本当にもういい加減にしろという感じでした。

秀麗が査問会に間に合わないように手を回したのもこの人ですよね。

女が~とか馬鹿にしているんなら放っておけばよいのにと思います。

この人はなぜここまで女人国試を否定するんですかね。ちょっと理解に苦しみます。

でも、今の世の中でも仕事で女性への差別はあるところにはあるかもしれないので、そういう事なんですかね。

自分に自信がない人ほど、ほかの人の粗探しをしたり文句をつけたいんだと思います。

この人、お金のおかげで出世できたらしいけど、お金があったとしてもあれでよく礼部尚書になれましたよね。

他にまともな人いなかったんだろうか。

挙句の果てには、黄奇人の仮面装着に文句を付けてきたのでびっくりしました。え?全然関係ないよね?その話、今する必要ある?

本当にむかつきましたが、黎深の仕返しが百倍返しくらいの怖さですっきりしました。

少し話はそれますが、絳攸のことを悪く言ったことへの仕返しという意味も含まれていたので、そこは萌えました。しかも、それを絳攸には伝えないことにさらに萌えました。

奇人の仮面の下は?

奇人が仮面をとるのをみんなが必死に止めていましたね…。

残念ながら、見ることはできませんでしたがどんな顔なのか本当に気になります。

景 柚梨、奇人の素顔をみていたようだけど大丈夫だったんだろうか。横に並んでただけ?

魯官吏の人となり

魯官吏、あんなに秀麗たちに理不尽なことを言ったりしていたのに実はものすごく素晴らしい方でした。今まで悪く言ってすみませんでした。

厳しすぎる指導にはちゃんと理由があったのですね。

そして、あの差し入れも魯官吏だったなんて。厳しいだけじゃない、愛がある人なんですね。心にしみました。

自分の仕事に誇りをもって、王のため、進士達のために大変真摯に取り組んでいる。その素晴らしさは、あの黎深も認めるくらいです。すごい。

あと、黎深と二人で話しているときに嫌味も交えて言い合えるのもすごい。

しかし、厳しすぎる態度は周りから誤解されてしまうこともあります。今回はそれを利用され、
陥れられるところでした。

しかし、進士の事をしっかり考えている人が、進士である秀麗たちに救われたというのがなんだかよかったです。

タイトル 頭隠して尻隠さず について

蔡尚書の計画が色々と隠し切ることができず明るみ出たという事ですかね。

多分、失脚するだろうと思うので本当に良かったです。

おわりに

今回は、黎深・魯官吏・蔡尚書の人となりがよくわかる回でした。特に魯官吏・蔡尚書についてはこれまでのイメージを覆す、その人の本質みたいなものが見えて面白かったです。

次のお話はこちら

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