あらすじ
秀麗と影月は胡蝶により軟禁されてしまった。
そんな中、秀麗、黎深を陥れようとしていた人物の悪事の証拠が着々と集まっていく。
黎深拘束や秀麗の朝廷での扱いで怒った紅家のせいで町が大変な騒ぎになっている。
印象に残ったシーンと感想
静蘭の覚悟
ついに静蘭が動きましたね。出世する気になったようです。
劉輝から何度か言われてましたもんね。「今の静蘭ではできることに限りがある」と。
そして自分でもそう思っていた時に、極め付きには秀麗がとらわれて何もできないという状況。
さすがに秀麗がこんな目にあってしまったことでついに腹をくくったようです。
ただ、米蔵門番から出世したからと言って、常に秀麗を守れるとは限らない気もするのですが、そこはどうするんでしょうね。
劉輝があれだけいっていたのだから、良い方法があるのかもしれませんが。
紅家の力
紅家の力はすごいですね。
紅家当主名代の玖琅 によりの命令で、短時間で貴陽の町の機能が停止してしまいました。
本気を出したら国がつぶれるらしく、これは、王も紅家には気を使いますね。
ちなみに、貴陽の件は、紅家と力を二分する藍家の力で何とかすることもできるといっていたので、やはりこの二つの家は七家の中で別格という事がわかりますね。
それにしても、軟禁されていると思ったら自主的に閉じこりとは。黎深には痛くもかゆくもないようですね。ここまでされると、安心感がありますし、次にどう出るか期待してしまいます。
胡蝶はやっぱり胡蝶
胡蝶から「私の大切な秀麗ちゃん」という言葉が!
これまでの冷たい態度は、あの黒幕の男の悪事を暴くためということで、やはり理由があったんですね。
それを聞いた秀麗もこのセリフをつぶやいていたのが良かったです。大好きな胡蝶にこれまでと同じようにされてほっとしたんでしょうね。
秀麗の事は大切で娘のように思っているということが改めて分かったので、見ているこっちもホッとしました。
あと、ごろつき達に「胡蝶をかわいがるなんて100年早い」と啖呵を切るところ、かっこよくて迫力あり怖かったです!
タイトル 藪をつついて蛇を出す について
今回は、黒幕の男が黎深を陥れようとしたところ、怒った紅家により町の機能が停止するまでになったことをさしているようです。
余計な事をして大変なことが起きてしまいました。
まだ、黒幕の男には直接被害がでていないようですが、本人の焦りかも多分この後、大変な目に合いそうな予感です。
おわりに
ここまでくると黒幕の正体はもうあの人ですよね。あんな穏やかそうな顔をしていたのに腹黒い人です。
ところで、燕青が戻ってきます。何のためにもどってくるんでしょうか?
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