【彩雲国物語 1期 8話 考察・感想】浪燕青 ・黄奇人が登場

あらすじ

・ひげ面の男が、秀麗の家の前で行き倒れており、しばらく面倒を見ることになった。
その男は浪燕青 という。静蘭の知り合いだという。

・時期を同じくして、茶州から賊の流入が活発化しているとのことで、静蘭もその対応で軍に駆り出される。

・劉輝は新たに女性が国試を受けられるようにしたいと、朝議で取り上げるも、戸部尚書の黄奇人に無言で反対されてしまう。

・暑い日がいたため、朝廷は倒れる人が続出。特にもともと人が少ない戸部で人がたりない。
秀麗は、絳攸からの誘いで戸部で雑用係として働くことになる。

印象に残ったシーンと感想

燕青と静蘭

静蘭といえば、いつでも冷静。怒っている時でさえ、丁寧な言葉で圧力をかけてくるような感じです。
その静蘭があれほど遠慮なく、本音で話す姿は珍しいですね。

静蘭は燕青から昔の話をすごく嫌がっているのが気になりますよね。一体どのような知り合いだったのでしょうか。

燕青の目的とは

茶州からきたという燕青。静蘭も悪い奴ではないと言っているで、そうなのでしょう。しかし、賊の流入時期とかぶってしまっていることや王がどのような人かと、探りを入れていることが気にかかりますね。

絳攸の秀麗への期待

戸部で働くことになった秀麗。絳攸はばれるかもしれないという事もわかっており、それも作戦の一つなのでしょう。

それにしても、みんなが(秀麗の体形なら)絶対に女だとばれないと言っていたのは面白かったですね。誰も悪気はないだけに、秀麗もため息…。

秀麗のためらい

戸部で働く誘いをせっかく受けたのに、躊躇している秀麗。朝廷で働くことは、秀麗の夢でもあるのですが、一時的にそれができるだけというのは秀麗が本当に願うことではありません。

小さいころから官吏になり、みんなのために役に立ちたい。その思いが強い秀麗は、何年もをかけて「それがかなわない事」ということを辛いながらもうけいれたのだと思います。
努力をしても、自分の力だけではどうしようもないのはつらいですね。

劉輝が女人の国試受験を通すために頑張っていることは、まだ伏せられています。
そのことを知らない状況で、戸部で働くことを勧めてくるのは、知らない人からすると「なんて無神経な」と映るかもしれませんね。

しかし、みんなのススメで働くことにした秀麗。劉輝も頑張っているのでぜひ、活躍してほしいものです。

タイトル 猫の手も借りたい

猫の手も借りたいくらい忙しいということで、人手不足の朝廷の様子を表すタイトルでしたね。

秀麗・燕青、静蘭がそれぞれの新しい職場で働くことになるのですが、どのようなことが起きるのでしょうか。

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