「NHKアニメ 彩雲国物語」より
こんにちは。今日は秀麗の父親である紅邵可のプロフィールについてかいてみます。
紅邵可のプロフィール
先王在位の時に紅家の長男として生まれる。
先々代の王の寵愛をうけた叔母の玉環に才能を認められ、戩華を亡きものにした後の王にと期待されそだてられる。琵琶の演奏が素晴らしいのも叔母から習ったから。
しかし、そんな叔母を殺している。叔母の野心が王から目をつけられ、紅家滅亡へつながると邵可が判断したから。
その後、戩華、霄瑤璇直属の暗殺集団である風の狼の一員に。首領である黒狼の鬼姫の元で暗殺の手腕をみがく。
黒狼が縹家に幽閉された薔薇姫の殺害に失敗し死亡した後、邵可は当代の黒狼となる。
先代黒狼の敵討ちに薔薇暗殺に向かったが、彼女を好きになってしまい連れ出す。薔薇姫付きの珠翠も一緒につれだして面倒を見る。
薔薇姫にプロポーズをなんども断られるがついには結婚。二人の間に秀麗が誕生する。
秀麗がおさないころ、茶州に行ったときに行き倒れの静蘭をひろう。
戩華の世が落ち着いたあと、風の狼を解散。暗殺で疲れた心を癒せられるようにという黎深のはからいもあり、朝廷の府庫ではてらく。が、李絳攸が吏部侍郎から降格処分となった頃に紅家にもどり、紅家当主となる。
邵可が強いわけ
邵可は少年のころに、黒狼の元で修業していました。その頃、戩華にひどくいじめられていました。傷だらけで下手すると命を落とすくらいなので、いじめって言葉が適切かはわかりませんが…。
邵可はこのいじめから逃げたり、反撃の機会をうかがっているうちに戦闘力が上がったようです。
若いころは自分をよくわかっていなかった
らしいです。
邵可は先代黒狼のもとで人を殺すことも平気でしていました。
なので、自分が人として大切なもの(例えばやさしさとか)をどこかに置いてきた冷たい男だと思っていたこともあります。
邵可は自分が優しいのにそのことに気づいていなかったのです。邵可が平気で人を殺すことができるのは大切な人のためだからこそです。大切な人のためなら自分を顧みないところがあり、それが度を過ぎているために邵可は自分を冷たい欠陥人間だと思ってしまっていたのです。
弟たちや百合の命を救うため、一人で戩華に乗り込んでしまうくらい大切な人へのやさしさを持っているのにも関わらず、自分を欠陥品のような人間だと思っていたなんて、なんだか不幸ですね。
すごくまずい父茶を入れる
父茶というのは邵可が入れる苦くてまずいお茶の事。秀麗がこんな風によんでいます。本人は体に良い物をと考えて色々ブレンドした結果そうなったらしい。なんでまずいって気づかないんだろう。本人も飲んでいるはずなのに。悪気がないところがたちが悪い…。
この茶を飲めるのは、邵可を精神的なよりどころとしている人のみ。珠翠と劉輝だけです。飲めるといってもやっぱりおいしく感じているわけではなく。気合がいるみたいです。特に話が長くなる時は邵可の入れたお茶を何杯も飲む覚悟が必要なことも。
所感
あんなに穏やかな人が暗殺集団のトップなんて信じられませんね。
アニメでは、邵可の時は目を目を閉じており、黒狼だと目を開けているような顔ですね。
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