【彩雲国物語 1期 10話 考察・感想】茶州荒れ放題で、燕青はすごい人だった

彩雲国物語の10話を見ました。印象に残ったシーンと感想を書き留めておきたいと思います。

あらすじ

国試女人受験の草案が完成し、ひと段落した劉輝。秀麗に会いに行くことに。

しかし、同じ日に、戸部に燕青を狙う賊が押し入り、燕青の居場所がばれてしまったため
紅家に迷惑をかけないように、家に戻らず奇人の家に行くことになった燕青と秀麗。

秀麗に会いに行ったものの、いなくてがっかりする劉輝。燕青・楸瑛・絳攸とで奇人の家に行き、そこで茶州の賊退治を手伝うことになる。

印象に残ったシーンと感想

秀麗に厳しくも優しい燕青

前回、雷を異常に怖がっていた秀麗でしたが、やはり理由があったのですね。

雷が激しかった日に、母親がなくなって、それを自分のせいだと思っている様子でした。
なぜ、夏になると秀麗が元気がないかというのもこのせいだったのですね。

いつもは元気で頑張り屋の秀麗が、泣きじゃくるほど落ち込む姿。幼い頃に負った心の傷がよほど大きかったのだなとかわいそうになりました。

しかし、「そのような姿をしていると、周りに迷惑をかけるから、もうすこし大人になれ」と燕青。

厳しい言葉ですが、秀麗も十分に理解しているように見えました。心の準備にもう少しかかりそうですが、同様に家族を亡くしている燕青からの言葉ということもあり、言葉に響いたのかもしれませんね。

燕青の正体

燕青の正体が茶州の州牧だということがわかりました。
通常の手順でなる州牧とは違い、茶鴛洵のごり押しでなったやり手の臨時州牧とのこと。

え、燕青、茶州の州府で一番偉い人!どちらかというと、武官っぽいのに。

燕青が就くまでは、茶州の州牧は茶家のいいなりだったそうなので、決まりを捻じ曲げてまで就任した州牧には、おそらく反対勢力がすごかったのでしょうね。

懸賞金かけて、国から(鴛洵から)指名された官吏を殺そうとするなんて茶州の荒れようにもびっくりです。どんだけ好き放題なんだと。

しかし、ひげをそった燕青はイケメン度アップですね。秀麗たちには別人のように映っていたようですが。

奇人の一言

秀麗と二人っきりになった奇人の言葉「残念だ」にはニヤニヤしてしまいます。
秀麗のアルバイトももう終わり。いなくなってしまいますもんね。

それを秀麗が聞き逃してしまったので、残念に思いました。

役に立つ自分の手足がいなくなってしまうから、という意味だと思いますが、ちょっと気になる女の子がいなくなるからという言葉であってほしいです。

国試を受けると決めた秀麗

ついに、国試女人受験ができるようになる(だろう)ことが秀麗に告げられました。

絳攸から、たとえ合格したとしても官吏としてやっていくのは大変なことだと聞き、それでも改めて頑張ることを決意する秀麗。

秀麗は、それを聞いて、身の引き締まるという感じに見えました。
でも、やはり嬉しくもあるでしょうね。

ほぼ可能性0だった夢が、自分の努力でかなう余地ができたんですから。
いや、秀麗なら、何が何でも官吏になるという気持ちでしょう。

タイトル 待てば海路の日和あり について

女人受験の法案が通り、やっと、海路の日和というものが訪れました。しかし、この機会がくるまで秀麗にとっては本当に長かったでしょうね。

しかし、この後の秀麗の航海は大変なものになるのだろうなというのは、想像に難くないですね。
でも、早く秀麗が官吏になって活躍する姿を見てみたいです。

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