【彩雲国物語 感想・考察 1期 16話】碧 珀明がかっこよい回だった

あらすじ

相変わらず朝廷では、秀麗と影月への嫌がらせは続いている。
しかし、実力を認めてくれる人も増えてきているようだ。

同じころ、なくなった茶家当主の偽物の指輪が見つかる。
胡蝶の元を訪れいてる客が、にせものを作らせているらしい。

その客の計画がうまくいけば、大きな権力が手に入り、うまくいけば秀麗を朝廷からおいだし、
黎深の失脚もかなうとのこと。

その後、秀麗は胡蝶に呼び出され、姮娥楼で拘束され、黎深は、国試不正の疑いで兵に身柄を拘束される。

印象に残ったシーンと感想

嫌がらせでさすがの秀麗も

秀麗・影月への嫌がらせ相変わらずひどいです。

和官吏(まろ)をはじめ、礼部の嫌がらせがひどいようですね。
礼部は上の人がそのような考え方だから、下の官吏も嫌がらせをしてしまうのかもしれませんね。

あまりの嫌がらせの連続で、さすがの秀麗も絳攸や静蘭に頼りたいという思いが頭をよぎったみたいです。

秀麗が助けてほしい…というような目線を送っていたのに、絳攸が無視していたのは、見ていて苦しかったです。

これはつらい。劉輝をはじめ、絳攸たちも王や官吏として公平なふるまいをしなければいけないし、秀麗の立場を考えて手出しすることを我慢しているんでしょうね。

ただでさえ、国試で秀麗が優遇されているのでは?と疑っている人たちの多い中、高官や王が秀麗を助けてしまうと「ほら、やっぱりそうだったんだ」となってしまうでしょうから。

碧 珀明がかっこいい

珀明は本当にいい男ですね。

あのピリついた状況で、秀麗たちが仮眠をとれるように魯官吏に意見するとはなかなかやりますね。

他の進士は巻き添えをくらうのは嫌だし、気に食わないやつ(秀麗・影月)のためにそんなこと言う人は誰一人としていません。

彼の素晴らしいところは、周りに流されず、惑わされずに自分の考えを貫けるところだと思います。

自分に自信があり、魯官吏の仕打ちなどどうにかなるという自信があるから言えるんでしょうね。

また、秀麗たちに関する噂なども気にしません。

おそらく、たいした実力もない奴らが、優秀(と認めている)な人に対して何言っているんだかと思っているのかもしれません。

ちょっと、自信家なのを表に出しすぎなのが玉に瑕ですが笑。

胡蝶、どうしてしまったのか

胡蝶、あんなに秀麗の事を大切に思っていたようなのにどうしちゃったんですかね。

姮娥楼に秀麗を呼び出して閉じ込めるような感じです。

久しぶりに胡蝶に会えると喜んで出かけて行った秀麗が気の毒。

この前から、姮娥楼に来ないようにと言ったりして、胡蝶は一体どうしてしまったんでしょうか。
おかしな客に協力して秀麗を陥れようとしているみたいだし。

前のような、お姉さんのような胡蝶はいなくなってしまったんでしょうか。悲しいです…。

タイトル 渡る世間に鬼はない について

確かに、このことわざの通り、嫌な人ばかりではなく、珀明や静蘭や劉輝たちみたいに秀麗たちの事を思って、支えようとしてくれている人もいるという事がわかる回でしたね。

しかし、今のところはまだまだ嫌がらせをしてくる人や悪い噂を信じる人も多いよう。

早く秀麗の実力がわかるような出来事が起きてくれるといいな。

おわりに

胡蝶のおかしさ、邵可の弟の紅玖琅の登場、黎深の拘束気になることだらけで次が気になります。

次のお話はこちら

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