黒蝶は檻にとらわれるを読み終わりました。
いろんな事が起こりすぎて、覚えてられる自信がないためあらすじと心にのこったシーンをまとめたいと思います。
黒蝶は檻にとらわれる のあらすじ
戩華王がとある一族(紅門姫家)を滅ぼしに来た時の話。この一族がすべて滅びたかのように描かれるところから始まる。
時と場所は変わり、李絳攸が御史大獄が始まろうとしていた。御史大獄とは朝廷で司法を司る「刑部尚書」「御史台長官」「大理事長官」の三者が裁判官を務める裁判。めったに開かれないもの。秀麗は李絳攸を弁護、陸清雅 (りくせいが)が検察役でガチンコ対決。
刑部尚書が御史大獄当日に見当たらないので探しに行く秀麗。御史による弁護という今までにない仕組みを取り入れた秀麗に興味を持つ刑部尚書。(←すごく変人)
来俊臣の変人ぶりはこちら!
御史大獄では秀麗の頑張りで李絳攸は冗官降格ですみ、退官を免れる。
が、李絳攸が吏部侍郎を解任されたので、新たに (旺季の息がかかった) 楊州が抜擢されて王派の力がそがれる。
一方、邵可は退官。黎深とともに紅州に戻る。
邵可、黎深が紅州に戻っている最中、黎深が吏部尚書をクビになったことに怒った紅姓官吏が一斉に出仕拒否。紅本家はそんな指示してないのにナゼ?となる。
そして、時を同じくして紅州が経済封鎖。冬が近いのに食べ物を他州へ回すことも拒否。これも紅本家では指示しておらず、一体だれが指示した?となる。
場面は変わって、朝廷の重臣たちのみ参加する会議。そこで紅家の怒りを納めるための策を凌晏樹が提案。紅家直系長姫である秀麗を劉輝の妃にするというもの。
凌晏樹のプロフィールはこちら
会議ではもう一つの議題、紅州の経済封鎖打開のため御史が勅使として交渉に行くことが決まる。清雅と秀麗がこの件を担当することに。
出仕拒否した紅姓官吏 から出仕拒否命令の文に鳳麟の印が押されたから従ったと知らされる秀麗。
一連の紅家問題や鳳麟について確認するために黎深の妻の百合(紫州の紅家名代)を取り調べる秀麗と清雅。
百合の過去についてはこちら
鳳麟とは紅家の頭脳といわれる軍師の一族。紅門姫家の当主のこと。紅家当主名代である百合でさえ鳳麟にはあったことがなく、今はいるのかわからないという。しかし、鳳麟の印は偽造不可だという。作り直しには碧家の一部の者にしかできない。また朝廷への届けが必要だからと。
鳳麟の情報を得たすぐあと、秀麗と清雅は兇手に命を狙われる。二人とも死にそうになるが秀麗の中の紅仙の力で助かる(二人とも気絶して覚えていない)
邵可と黎深も鳳麟が関係していると考え、紅門姫家の住処へ。しかしすでに廃墟になっており驚く二人。黎深は過去に思いを巡らせて、過去にあった鳳麟は悠舜であったことを思い出し、ショックを受ける。
場所は変わり、紫州。偽物の鳳麟印を悠舜に渡す凌晏樹 。君の思った通りにことがはこんでいるねという晏樹。
一方、清雅からのヒントで鳳麟印が過去の贋作騒動のとき、碧万里に偽造されたものだと確信する秀麗。
清雅は体が回復せずなので紅家経済封鎖の打開は秀麗に任されることに。秀麗は紅州へ向かう。が、目付け役のリオウと共に行方不明に。
秀麗が紅州へ向かった後、紅家当主となった邵可が劉輝のもとへ謝罪に訪れる。そして、劉輝に忠誠を誓う。
邵可のプロフィールはこちら
所感
秀麗死にそうになったり、悠舜の正体わかったり、邵可がいきなり当主になったり…。展開早すぎ、盛りだくさんすぎ。
心に残ったシーンは次回にまとめます。
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