旺季は一番好きなキャラクターです。 なのでブログでの登場人物紹介の記事でも気合をいれて、内容を厳選して書かなければなーと思っていました。
でもそう思っていた結果、いつまでたってもかけない…。なので、肩の力を抜いて軽い感じで書くことにしました。旺季はテレビアニメでは口うるさく、劉輝の王座を狙う悪い奴というイメージでした。いや!違います!旺季はとっても素晴らしい人格者なのです。
あと、アニメの旺季様はちょっと化粧しているみたいでオネエみたいな外見ですが、小説の挿絵はめちゃくちゃ渋いおじ様です。
旺季ってどんな人物?
アニメしか見ていない人にとって、旺季ってただの雑魚キャラのように映っているかもしれません。それが口惜しい。そんな素敵な旺季様がどんな人だか書いていきます。
劉輝よりも王家の血筋が濃い
旺季の本当の名前は蒼季。蒼家といえば、彩雲国の初代王である蒼玄王。その血を劉輝より濃く受け継いでいるそうです。
戩華は自分が王になるために、王位継承権のある者を全て皆殺しにしました。旺季の一族が皆殺しとなったのもそのためです。
雰囲気はどことなく戩華に似ている
旺季、戩華とも王位継承者だったので元をたどれば蒼玄王に行きつくはず。なので、遠い遠い親戚っていうことになりますよね。そのせいなのか、旺季の雰囲気は戩華に似ています。間違えられることも良くあるらしく、劉輝の母である第六妾妃も旺季を戩華に見間違えていました。
旺季が劉輝の母に会いに行ったときに、嬉しそうに近づいてこられてちょっと困っていたみたい。
困っている子供達を放っておけない
旺季は貴族派の頂点にいるような人です。それは、若手の貴族たちがみんな旺季様を敬愛しており、旺季様が王になってほしい…と動いてしまうから。なんでそんなに若手貴族たちが旺季様!ってなるのかというと、過去に手を差し伸べた貴族の子供達が旺季にとても良くしてもらったからです。
そう。旺季様は困った子供達を放っておけないのです。旺季様に拾われたことで有名なのは葵皇毅、凌晏樹、鄭悠舜の3人衆ですよね。まあ、他にも皆殺しされた貴族の家の子とか多く面倒みたようですけど。
晏樹は困っていたかどうかは疑問ですが、皇毅や悠舜は自分の一族が戩華王(劉輝の父)によって皆殺しにされたところを旺季に拾われています。悠舜は拾われた後、体調が悪く看病が必要だったのですが、旺季は仕事を長期間休んでまで悠舜の看病をしています。
そして、足の悪い悠舜を抱っこしてあげて花をめでたりとか。そんなことをされたらこの人のために何かしてあげたいと思ってしまいますよね。
あの冷静沈着で、時には非常な決断も簡単にできてしまう悠舜でさえそうでした。そのせいで最後まで裏切ることを迷って、迷って、迷いぬいた相手、それが旺季です。
実は、劉輝にも手を差し伸べています。清苑公子も流罪となり、一人寂しい劉輝に対して、旺季は「自分と一緒にこないか?」と言っています。
↓ ↓ ↓ これが証拠のシーン↓ ↓ ↓ 。右下が若かりし旺季様で、左下が小さいころの劉輝。
キライなものを許せない人
劉輝は「大切もののために何かをしてあげたい」という気持ちでいるのに対して。旺季は「嫌いな物を排除したいという結果、何かを成し遂げる」という気持ちを持っています。
例えば、
迷信で人が死ぬのがキライ。なので、藍州で渦潮を鎮めるために、人柱をささげる習わしを饅頭を投げるように変えたり、
過去に起こった蝗害で人々が辛い目に合うのがキライ。なので、死ぬ気で蝗害対策をおこないました。
この考えが、劉輝とは相いれないようです。
戩華(劉輝の父)が大嫌いだが…
旺季は先王の戩華が大嫌いです。だって、旺季は戩華に一族を皆殺しにされているから。それなのに、戩華が病に臥せって死にそうな姿を見た時は、旺季の方も生きる気力がなくなったような感じになっていました。
旺季の嫌いなものナンバー1が戩華王です。「嫌いなものを排除して、何かを成し遂げる」という旺季の原動力が失われてしまうわけですからね。
縹瑠花でさえ認めている
縹瑠花と言えば、縹家の大巫女で事実上の縹家の当主。 あの気位が高い絶対的な女王様が「劉輝よりも王にふさわしい。王となってもよい」と認めるくらいの人なのです。
ちなみに、縹家は蒼玄王の妹の蒼遙姫が起こした家。初代王と同じ血筋なので、王家に何かあったときは縹家からも王を選ぶことができることになっています。裏の王家から認められたようなもの。そんな家の当主(事実上)が言った言葉は結構重いと思う。
所感
やっぱり、旺季の魅力がうまく伝えられませんでした…。なんか、もっとすごいんですよ。もっといいひとで、苦労していて、人に裏切られてもあまり気にしないし。尊敬されているし。
最後は秀麗を助けて死んだようなものだしね…。タンタンを伝説の御史にしたのも旺季だし。ホントすごい人なんですよ。
旺季のいい話は小説「骸骨を乞う(上)」に載ってるから読んでみて。旺季のこれまでを知ってから劉輝vs旺季の「紫闇の玉座」を読むとよりよいと思います。
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