彩雲国物語の外伝「隣の百合は白」をよみました。
読み終えてから、これって黎深が百合を好きっていう話だよね?ってくらい
黎深が百合にデレデレするシーンがなくわかりにくかったので、
どのシーンが愛情表現であるかをまとめてみました。
百合姫とは
百合姫とは紅黎深の妻。
結婚する前は
幼いころから母の命令で
女としての名前(本名)の「百合」
男としての名前「譲葉」の二つの名前をもつことになった女性。
母の策略により
紅邵可の婚約者という女としての立場、
黎深に仕える譲葉という男としての立場を用意されました。
もう少し詳しく知りたければ、こちらをどうぞ↓↓↓
紅黎深から百合姫への愛情を感じるエピソード
それでは、はたから見るとわかりにくい愛情エピソードを見ていきます
百合のデートを邪魔する
黎深が、百合と鳳珠のデートの邪魔をしたところも愛情エピソードと言えるかも。
百合は鳳珠とのデートに結構気合を入れてかわいくめかしこみます。
髪もかわいく結って。
黎深はその百合の髪型をデートの直前に引っ張って崩してしまいます。
これって、無意識にやきもちをやいていたのかなぁと思います。
黎深はこれまで譲葉(男装)との付き合いは長いですが、
百合姫(女)としての姿での付き合いは短い。
黎深にとっては女の姿ってだけでレアキャラなのにかわいくめかしこんだ姿など
超レア。そんなスペシャリティーな姿を自分ではなく鳳珠のために…ってのにやきもちですかね。
百合の手料理のことで激怒
黎深が国試のため宿舎に入ったときに、百合は陣中見舞い?におにぎりを差し入れします。
差し入れは、黎深が受け取る前に管飛翔のおなかに。
これを知った黎深は激怒。
このころの黎深は、百合を好きという自覚はありません。
にもかかわらずこの怒りっぷり。
無意識に好きな人からの物を食べられたことを怒っていたんですかね。
愛情(独占欲?)のあらわれなのかな?
しかし、単においしい食事に飢えていたところ、まともな食事にありつけなかったことに腹をたてているのかもしれません。
劉志美の料理がとてもまずかったみたいなので。
寝込んだ百合に付きっ切り
体調くずして寝込んでいて百合に付きっ切だった黎深も良いですね。
国試を受けるために貴陽へ行く黎深。
百合は何もしない黎深の代わりに準備を全部終えて、貴陽へも同行します。
無理がたたって百合は貴陽で倒れてしまいます。
寝込んだ百合に付きっ切りで見守る黎深。
しかもその時百合は寝言で他の男の事を口走っていたのに。
それでも不機嫌に百合を見守る黎深。
めずらしくやさしい一面が見られました。
百合へ大事な扇子を渡す
黎深が百合へ大事な扇を渡したところも良かったですね。
百合はその素性から紅州をでると命を狙われます。
そんな百合を守るために、黎深は自分が持っている扇を百合にさりげなく渡します。
この扇、ただの扇子だと思っていたのですが違いました。
この扇を持っている人を紅家の「影」が守ってくれることになっているのです。
そんな気持ちがあるならもっと詳しくいってあげて。
扇持ち歩かないと意味ないし。
王のもとへ百合を追いかける
兄の戩華に会いに行った百合を追いかけていき、
あまりの怒りに宣戦布告してしまうシーンも良いです。
「兄といい百合といい、どれだけ自分の物を利用するんだ。戦も覚悟しろ」と
いってしまい百合を焦らせます。
紅家当主という立場を忘れてそんな事を…。もうちょっと昔だったらやばかったよ。
百合の事を自分のものって言っちゃっているし。でも、黎深がいうと好きっていうより単に
自分の物としてあつかっているように思えます。
でも、兄の邵可と同等に扱っているのでやっぱり好きってことですよね。
百合と一緒にお汁粉
黎深は百合と結婚してからずっとお汁粉を一緒に食べています。
これは、悠舜からきいた話を信じているからです。
昔、鳳珠と百合がデートでおしるこを食べたことがあり、
黎深と悠舜はそれを尾行しました。
その時悠舜が「お汁粉を一緒にたべるとずっと一緒にいられる」といったのがきっかけです。
黎深、よほど百合が好きなんですね。
しかも、その理由を百合には言わないところがちょっとかわいいです。
でもわかりにくい。
所感
やっぱり直球の愛情表現が少ない。わかりにくいよ!
「好きだ」とか「愛している」とは決して言わない…。
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