彩雲国物語 小説の「黄金の約束」を読み終わりました。
私はアニメから入ったのでこの巻の話は分かっているから後回しにして読んでいませんでした。
読んでみて、1巻と同様に結構忠実にアニメ化されていたんだなぁと思いました。
せっかく読んだので、よかったシーンなどをまとめてみようと思います。
あらすじ
秀麗の家の前でひげもじゃ男が行き倒れていた。そんな彼を秀麗は居候させることに。 彼の名は浪燕青。偶然にも静蘭の昔の知り合いだった。 彼は大切な使命のため 茶州からはるばるやってきた。
場所は変わって朝廷。秀麗が後宮をさったあと、劉輝は国試の女人受験を通すために奮闘していた。女人受験を通すための根回しとして、李絳攸は秀麗を朝廷の戸部で雑用係として働かせることに。 浪燕青も秀麗と一緒に戸部で働くことに。
その頃、貴陽には賊がたくさん入ってきており、朝廷の羽林軍も駆り出されて賊討伐をするほどになっていた。実はこの賊、浪燕青を追って貴陽に入ってきたのだった。
ある日、秀麗と燕青は街で熱中症で倒れている子供たちを助ける。その子供を看病するためにとても美しい男が自分の家を貸してくれることに。その男は何と秀麗の上司の戸部尚書である黄奇人。秀麗と燕青は子供の看病のため黄奇人の家に泊めてもらうことに。
黄奇人の家に泊まった夜、賊たちが燕青を追って、黄奇人の家に乱入。燕青と乱闘になる。燕青を助けに来た静蘭、楸瑛、劉輝達も合流して戦う。
乱闘は燕青達が賊を捕まえて無事終了。乱闘の後、燕青は一人で劉輝に会いに行く。燕青の正体は茶州州牧。
茶州は彩七家の一つである茶一族がやりたい放題。何とかしたいが、自分は本来なら茶州州牧となれる立場ではないため、代わりとなる正式な州牧を遣わせてほしいと劉輝に訴えた。それが燕青の大事な使命だった。
目的を果たした燕青は秀麗に別れを告げて、茶州に帰っていった。秀麗の助け子供達も茶州へ帰る。
その子供達をそっと見送る邵可と珠翠。 子供達は、「茶州の禿鷹」と呼ばれる山賊(本当は義賊)であり、彼らの父親は暗殺集団「風の狼 (邵可が頭首) 」の北斗だったのだ。
印象に残ったシーン
劉輝からのプレゼントが迷惑?
本当に嫌がらせですね…。アニメで見た時もひどいと思っていたのですが、小説だとさらに大変な事になっていてびっくりした。特にコレ↓
- 大量のゆで卵のプレゼント⇒たくさん残って腐臭
- でかすぎる氷⇒家の門を通れず、壁を登って家へ出入り
これにはひどい。沢山渡せばいいってもんじゃない。同じものを大量に送るより、いろんなもの少しずつの方がいいよ。
黄奇人の秀麗に対する気に入りっぷりが半端ない
黄奇人、本当に秀麗がお気に入りですよね。
秀麗は戸部では性別を偽って男の子っていうことで働いていました。その甲斐なく、黄奇人は秀麗が女であることに気づいたうえで、秀麗の頭をヨシヨシしていましたよ!秀麗が男っていうことになっていることを利用してのスキンシップか?って思ってしまいました。
そして、秀麗が嫁に行き遅れることを心配した黎深に対して黄奇人は
心配するな。そしたら私がもらってやる。
出典:彩雲国物語 黄金の約束
こんなこと言ってます!コレ、冗談ってわけでもなさそうですよね。戸部で抱き合った仲だし(笑)
ちょっと長くなりそうなので、名シーンその2は次の記事で書きますね。
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