【彩雲国物語 1期 6話 考察・感想】茶鴛洵の霄瑤璇への執着がすごい

6話を見返してみました。

心に残ったところと感想を書いていこうと思います。

6話 画竜点睛を欠く あらすじ

秀麗の身の危険を感じた劉輝達は彼女を護衛するが、不意を突かれて秀麗は誘拐されてしまう。

誘拐を企てた人物に心あたりがある劉輝達と側近の楸瑛と絳攸。その人物と秀麗を手分けして探しに行く。

そんな中、いつも秀麗や劉輝の傍にいる静蘭も行方がしれない。

印象に残ったシーンと感想

劉輝と静蘭のお互いへの思い

前回のお話では、劉輝がとても静蘭が好きで、ずっと待っていたことがわかりました。
今回は、逆に静蘭の思いを知ることができました。

静蘭のセリフから、子供の頃に愛してくれる人がおらず、自分を好きでいてくれた劉輝が大好きだったことがわかります。

劉輝も過去、親から愛されることがありませんでした。
もしかしたら、共依存だったのかもしれませんね。

セリフからは、素敵な兄弟愛と感じるとともに、子供の頃の二人の気持ちを思うと切なくも感じます。

茶鴛洵の霄瑤璇への執着

茶鴛洵のセリフからは、霄瑤璇への並々ならぬ嫉妬と執着を感じました。

七家の内、茶家は格が低い家でしたが太保まで上り詰めて、権力も持っているはずなのに、ライバルで朋友の霄瑤璇にそれほどまで執着しているとは…と感じました。

これだけ長年ともに過ごしてきていれば、もう嫉妬など乗り越えて「もうこの人にはかなわない」という気持ちは受け入れてしまうこともできそうですが、そうはいかない場合もあるのですね。

私だったら、そのような強すぎる思いを抱いてしまう相手とは距離を置くかもしれません。自分が穏やかに過ごすためにそのようなあきらめも必要なのではと感じます。

それにしてもこの騒ぎは、大罪ですよね。
たとえ契約上の妃とは言え、主上の妃を誘拐するなんて。
失敗したら、自身の権力はおろか、茶家もどのような罰をうけるかわかりません。

そんな諸々を捨てる覚悟のこの行動はまさに鴛洵が言う通り「人生最大の賭け」ですね。

というように、鴛洵はすごく野心を隠し持った人と書かれていますが、本当にそれだけなのでしょうか?
じつは、後々の話を知ると果たしてここで言っている事は本当ではあるが、それがすべてではないことがわかるかと思います。

黒狼の登場

黒狼と呼ばれる男が、危機一髪の静蘭を救いました。

その姿は、まさかの秀麗の父。そして珠翠はその部下であり、鴛洵がスパイをさせていた珠翠が霄瑤璇側の人間だったことがわかります。

しかし、秀麗の父はなぜこんな役目を担っているのでしょうか。普段はしがない府庫の役人なのに。きになりますね。

おわりに

暗闇があんなに嫌いな劉輝が、秀麗を救うために一人で助けに向かうところも素敵でしたね。

暗闇で敵に襲われそうになってしまった劉輝がどうなるか気になります。

次のお話はこちら

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